現在看護師として働いていて、養護教諭に転職したいと考えているは多い。
しかし、養護教諭はどういった仕事内容なのか、どのようなメリットがあるのかなど、もっとよく知りたいと悩む看護師もいるだろう。

養護教諭は、一日の大半は学校の保健室に常駐している。
保健室で行う仕事内容は、生徒の病気やケガの応急処置から保健指導、健康の悩みの相談などだ。
そのほか、健康診断や予防接種の計画を練ったり、当日は補助業務を行うこともある。
また、学校行事の引率や救護にいたるまで、養護教諭の仕事は多岐にわたる業務がある。
生徒がいつ来ても適切な対応ができるよう、保健室運営をしっかりと行うことが大事だ。

看護師から養護教諭に転職するメリットは、公立の学校が職場の場合、安定した給料と福利厚生を受けられることだ。
また、私立の学校であっても異動が少なく、長く働けるところも、養護教諭の良い点だ。
そして、看護師のように日勤や夜勤の交代シフト制ではなく、学校が休日のときは基本的に休めるので、十分な休日が取れるところもポイントだ。
看護師として働いているときより、友達や家族とゆっくり過ごせる時間が増え、プライベートの充実が図れる点も魅力的だ。
また、養護教諭は夜勤などの激務はないものの、看護師よりも給与が高いという傾向があるのも注目すべき点だ。
養護教諭の平均年収は500万程度であり、職場によっては600万円を超えるところもある。
このような魅力から、養護教諭への転職を望む看護師は増えている。